礼金を上乗せされているケースとは?

不動産業界は、『AD(広告料)バック』『個人バック』『企画料』『業務委託費』などの名目で貸主から手当(?)が出ることがあります。
これらは始めから予定された報酬なので問題はありません。

しかし、この『礼金バック』は本来必要な金額にさらに上乗せしてお客様から報酬をもらうという手口です。どのようなものか分かりづらいと思いますので、説明いたします。

—-【説明】—-

業者間情報では、礼金1ヶ月と記載されている物件があったとします。
お客様に物件情報を提供するときに、礼金2ヶ月と表記し、礼金を上乗せします。

契約時にお客様から大家さんに礼金2ヶ月分が支払われます。
その内の1ヶ月分が、大家さんから不動産業者に戻ってくるという仕組みです。
—-【説明終わり】—-

「えっ?書いてあるんだから一目で分かるじゃん。」と思った方・・・残念ながら間違っています。
この物件情報は、不動産業者間でのみ見ることができるものです。
不動産会社がお客様に情報を渡すときは、一番下の『オビ』と呼ばれる部分を自社の情報に変えて提供するので、一般のお客様は見ることができません。

では、こういった被害に遭わないためにどうすればいいのか。
インターネットで検索するか、複数の業者から情報を仕入れてみてください。

礼金を上乗せしていない業者もいますので、そこで正確な金額を知ることができます。

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